
近年は「第3次キャンプブーム」と言われる程キャンプが流行していて、ショッピングモールをはじめとする様々な場所でアウトドアグッズを見かけることも多くなってきました。
このようにキャンプへの関心が高まり、キャンプをしたいと考える人が増加しているのに伴いアウトドアグッズは年々便利で、デザイン性が優れているものが増えてきました。
しかし、キャンプに興味を持っている人が、はじめからキャンプに必要な道具を一式持っているかというと、そうではないですよね?
最近ではテントなどをレンタルしてくれるキャンプ場は増えてきました。 しかし、タープ(日差しや雨を防ぐための広い布)をレンタルしてくれるキャンプ場は、ほとんどありません。
また、キャンプをする時がいつも晴れだとも限りませんね。
一緒にキャンプを楽しむ家族や友達、恋人との予定や、仕事の都合などの調整を行いせっかく計画した予定ですから雨の日であってもキャンプを楽しみたいものだと思います。
今回は、どこでも手に入る、安価で買えるブルーシートを活用した雨の日でもキャンプを楽しめる技3選を紹介していきます。
1 ブルーシートをテントの下に敷く
雨の日のテント設営は、ブルーシートの上にグランドシートを敷きます。
テントの浸水対策として一般的に行われているのが、「テント周辺に溝を掘る(※禁止されているキャンプ場もあります)」です。
しかし、大雨の時はほぼ効果がなくテント内に地面から浸水してきます。 ブルーシートの上にグランドシートを敷くことで、2枚分の浸水予防効果がありテント内の浸水を劇的に防ぎます。
というのも私は以前、テントの下にブルーシートを敷いていました。
しかし、テントとブルーシートの間に水が入ってしまい、結局テントの中へ水が染みこんできてしまいました。
そうなってくると、テント内の荷物の撤収やテントの再設営など作業が増えてキャンプどころではありません。
ブルーシートの上にグランドシートを敷いてテントを設営すると、「まったく」と言っていいほど地面からの侵入がありませんでした。
地面からテント内への浸水予防効果はかなり高いので、雨の日にはブルーシートを サッと一枚敷くことをオススメします。
2 ブルーシートをタープとして活用する
キャンプでは必須アイテムとなっているタープですが、誰もが持っているわけでもないと思います。
そんな時にはブルーシートはタープの代わりとしても使うことができます。
タープには、重い・はとめが弱い・伸縮性がないというデメリットがあります。 そのため設営の時にすごく大変なのです。
普段でも大変なタープの設営ですが雨の中で行わないといけない。 考えただけでも嫌ですよね(汗 )
そんな時に活躍するのがブルーシートです!!!
以下でブルーシートをタープとして活用する時のメリットやデメリットを紹介します。
ブルーシートをタープの代わりとして使用するデメリット
- オシャレではない
- 風が強い日のバタつき音が気になる
- 強い雨の時には使えない
ブルーシートをタープの代わりとして使用するメリット
- 安価である
- 軽く持ち運びに適している
- 汎用性が効く
- 設営が楽である
こんなところでしょうか?
上記のデメリットの①で紹介している、オシャレではないということですが、市販のブルーシートをペイントしてオリジナリティーの溢れるタープとして活用する人も増えているそうなのでDIYが好きな方、個性的なタープが欲しいといった方は、ぜひ挑戦してください。
私は、個性的なものが好きだし何かを作ったりするのも好きなのでブルーシートタープに水玉だったり、落書きしたりするの楽しいです。
「キャンプに行く前の準備段階から楽しめるのも醍醐味ですよね?」
安価でどこでも手に入る手に入るブルーシートですが、キャンプの時に持って行っておくことで突然の雨にも対応できますし、タープがない時などの日よけとしても使えます。
キャンプに行く際に必ず役に立ちますので持って行くのがオススメです。
3 雨の中の作業や片付けに役立つブルーシート活用
雨が降っている時や、降った後の地面はぐちゃぐちゃです。
そんな上で片付け作業をしようものなら、荷物がドロドロに汚れてしまうのは避けようがありません。
荷物が汚れてしまうのを最小限に抑えるためにはブルーシートの活用がオススメです。
キャンプに汚れはつきものといっても、必要以上に荷物を汚す必要はありません。
帰りの時も濡れたものをブルーシートに包んで帰ることなんかもできるわけです。
ビニール袋に入るものならビニール袋に入れて持ち帰れば良いのですが、大きくてビニール袋に入らない物もあるわけで、そんな時に役立つのもブルーシートです。
私はキャンプでは目一杯たのしみたいけど、なるべく荷物は汚したくないとか 考えちゃうタイプです。
だって、思いっきりキャンプを楽しんでいたのに家に帰ったら荷物ドロドロとか いきなり現実に引き戻された感じがしてテンション下がっちゃいます。
ブルーシートの上に荷物を広げることで、ブルーシートが汚れることがあっても他の荷物が汚れることを防げます。
汚れたブルーシートは畳んでしまえば汚れがほかに広がることもありません。
そして、何より荷物を積み込む車の中をドロドロにしてしまうと、 帰った後の車の掃除が大変で困ってしまうなんてことも防ぐこともできるわけです。
ブルーシートは片付けの時にも役立つアイテムです。
まとめ
1 ブルーシートをテントの下に敷く
雨の日のキャンプで注意することはテントの中に水が入ってきちゃうことです。上からの雨はテントの中に居る限りは防げるのですが、下からの雨にはブルーシートを上手く活用しての雨対策が必要になります。
2 ブルーシートをタープとして活用する
雨の日であれ、晴れの日であれキャンプにおいての必需品とも言えるタープですが、 アウトドアショップにある高価なものだけがタープではありません。
注意点さえ守れば、私たちの身近にあるブルーシートをタープとして活用することもできてしまうのです。
3 雨の中の作業や片付けに役立つブルーシート活用
キャンプで汚れはつきものですが、できることなら汚れは少ない方が良いですよね。
ましてや、雨の日のキャンプとなると荷物がドロドロになってしまいます。
ブルーシートを上手く活用することでキャンプにつきものの汚れも最小限に抑えることもできてしまうのです。
以上、雨のキャンプで使えるブルーシートの活用術を紹介させていただきました。
どこでも安価に手に入るブルーシートですが思った以上に汎用性が高いのではないでしょうか。
楽しみにしていたキャンプの日が雨だと悲しい気持ちになってしまいそうですが、この記事で紹介をさせていただいたように、身近にあるちょっとしたものを活用することで雨の日のキャンプも楽しむこともできます。
この記事を読まれた読者様のキャンプライフが楽しい思い出で溢れることを願います。
最近は、一人キャンプから、家族や恋人とのキャンプと多種多様なキャンプを見かけます。
キャンプの醍醐味は、なんといっても非日常感を味わえる。
これに尽きると思います。
楽しい思い出を多少の雨なんかに邪魔されたくない。
「むしろ雨を楽しんでやる!!」
そんな風に思える人が一人でも増えてくれたら嬉しいです。