
ファミリーキャンプは、何かと荷物が多くなりがち。
本当に必要なモノだけ持っていくのが理想なのですが「荷物が多くなってしまう」問題はお悩みとしてはよく聞きます。
コンパクトに荷物をまとめるのは何もソロキャンパーだけではありません。
ファミリーキャンパーも当然に考えるようになります。
4人家族であれば道具も4人分必要ですし毎回、車に積み込みや荷下ろしと体力もヘロヘロになります。
特に初心者キャンパーが慣れたころに目指すのは、キャンプ用品のコンパクト化にほかなりません。
ここでは、スマートキャンプの方法をご紹介します。
リストアップで必要最小限がスマート
まずは、キャンプで必要なモノをリストアップしましょう。
□テント
□ペグ
□ペグ用ハンマー
□グランドシート
□寝袋
□椅子
□テーブル
□軍手
□ガスボンベ
□ガスバーナー
□網
□トング
□クッカーセット
□食器用洗剤 スポンジ 金たわし
□充電器ライト
□着替え
□現金 クレジットカード
□健康保険証
最低限の必要なモノを知っていれば、荷物は減ってきます。
万が一のために必要では?と考えがちですが、それでは、荷物は増える一方です。
皆さんのスタイルによって、持っていく荷物は当然に変わってきますが、最小限のモノだけをまずリストアップしてください。
現地調達でイイものは、臨機応変に対応しましょう。
薪や炭はキャンプ場で購入するか散策がてら拾い集め、同時に松ぼっくりや松の枯れ葉は着火剤としても使えるので、多めに集めておきましょう。
松ぼっくりは天然の着火剤として本当に優れています。
ただ、湿っているものは避けましょう。
さすがに火の着きが悪いです。
キャンプ場の近くにスーパーがあるなら充分使えます。
食材はもちろん、食器なんかも紙皿、紙コップを購入すれば、荷物は減ります。
忘れ物した時もめちゃめちゃ便利です。
あと、最近のキャンプ場には、レンタル品が数多くあるので、大きいもの。
例えば、テーブルであったり、焚火台、タープなどをレンタルするのも一つの手段なので、うまく活用しましょう。
鍋などをレンタルする際は、金タワシを用意しておきましょう。
返却する際、借りる時よりきれいにして返した方が、気持ちもイイですよ。

スマートキャンプは組み立て式へ
キャンプでの荷物で幅をとるのが「テント」と「チェア」です。
テントはファミリーサイズだと大きいですし、チェアは折りたたみ式が多いからです。
この2つがかさばる最大の原因になり、クルマに収納した時、隙間もできます。
隙間ができると、荷崩れや思った以上に入らなくなります。
キャンプのアイテムは組み立て式を選びましょう。
収納時にコンパクトになり隙間もできにくく、軽量です。
テントに関しては、最近、どこのキャンプ場でも必ず見かけて、機能・品質・コストパフォーマンスにおいても文句なし。
しかも収納時もかなりコンパクトになるテント。
それが、スノーピークの「アメニティドーム」です。
ファミリーキャンパーには絶対のオススメです。
また、このテントの特徴がドーム型のテントですが前面が2ルームのようにリビングのように使えます。
家族4人は少し狭いかもしれませんが、2人ぐらいなら充分使えます。
あと欠点としては、天井がすこし低いところです。
テント内での立っての作業は腰をかがめないとできません。
ただ、収納時のコンパクトは欠点を払拭する以上のものがあります。
折りたたみのハイチェアを利用している人は、組み立て式のローチェアに変更するだけで思った以上にコンパクトになります。
キャンプのスタイルもロースタイルに変更できます。
ロースタイルは今、人気のキャンプスタイルになってます。
しかも、一度使えば、他のチェアには戻れないほど快適に座れます。
それが、ヘリノックスの「チェアワン」です。
本当にコンパクトに収納できます。
コンパクトになりすぎて「大丈夫かな?」と疑うほどです。
正直、お値段が、チェアひとつになかなかのお値段です。
しかし使ってみれば、それなりの価値はおわかりいただけます。
この際、ご検討されてみては?
家族4人分一気に買い揃えるには、お父さんのお小遣いを犠牲にする事間違いないです。
ヘリノックス以外のブランドからも同じような、チェアが数多く出ていますのでアウトドアショップで、座り比べて一番イイモノを選んでください。
準備はオッケー!クルマに積み込もう!
さて、ここまでの事が出来たらクルマに荷物を積み込みましょう。
クルマへのパッキングにも注意がありますので書いておきます。
①基本は、手前のすぐ出したいモノ。奥は最後まで出さないモノ。
到着して全部出さないと何もできないじゃ、困ります。
②テント、チェアは後部座席の背もたれの後ろ。
これを1番最初に出したい。との意見が多いと思います。
背もたれを倒せばすぐに出せるので、安心してください。
③クーラーボックスは一番後ろ。
買い出しを考えて、すぐに入れることのできる位置が正解です。
④左右の隙間はマットなどで埋める。
荷物が動かないようにするためです。
ちなみにマットは、丸めるとかさばりますが、広げて使うと意外に薄いので場所をとりません。
以上が、基本的なクルマのパッキングです。
ただ、車種によっても違ってきますので、絶対ではないですが、ここを覚えておけば、失敗はないです。
ゲームのテトリスみたいな感じです。
うまく積めた時にまだ積めそうな空間や隙間を発見できるかもしれません。
そんな時は、追加のアイテムも載せれるので、前から欲しかった、あの新しいアイテムを購入するチャンスです。

まとめ
1.リストアップで必要最小限に
最低限の必要なモノを知っておけば、荷物は必ず減らせます。
2.スマートキャンプは組み立て式へ
思いっ切って、新しくアイテムを買い直すことで、かなりコンパクトにまとめることができます。
3.準備はオッケー!クルマにパッキングしよう!
クルマにパッキングする基本を押さえておけば、かしこくスマートにキャンプができます。
クルマにパッキングする際は、荷崩れやトランクが閉まらなかったりと失敗は多くあります。
時にはまわりからの冷たい視線も。
しかし、キャンプアイテムのパッキングはキャンパーの努力と知恵と美学が詰まってます。
何回もキャンプに行って、経験を重ねてこそ、あなただけのスマートキャンプが出来上がってきます。
あきらめず、チャレンジしましょう。